母への期待
淡い期待として、母は、私の意思決定を
受け入れてくれるかなと思っていた。
ちょこっとだけ。
それでもダメだったときは、家を出ていくことまで考えていたから
ほんのちょこっとだけの淡い期待。
まあ、それは本当に期待にすぎなくて、
結果、あっけなく否定されて終わった。
そして、妊娠報告からかなりの出産まで
悲しい対応をされた。
母の拒絶
私は、私のこの人生設計が
選択的シングルマザーであるということを伝えたくて、
色々と言葉を並べていたのだけど、ある日、
「選択的シングルマザー」という言葉を発した瞬間に
「そんな言葉ない!」と即答。
怒鳴られ、拒否された。
今までも母とは喧嘩とか衝突することもあったけど、
このときほど傷つき、母に失望したことはない。
人の話もろくに聞かず、真っ向から反対し、
怒り狂う感じ。
自分の子育ての反面教師になるなと思った。
子どもが何を言ってきても、“一言目に否定しない“。
必ず話を聞いてあげようと思った。
母の理解
後々、母もネットで「選択的シングルマザー」という
言葉を検索して、ちょっと理解してくれたようだった。
産前は母の反応はこんな感じ。
私の考えが全く理解できなくて、
もう一緒にいたくないくらい自分の娘のことが恥ずかしかった様子。
近所の人に妊娠していることがバレたらどうしよう、
出歩かないでほしいと思ってたみたい。
私の周りの知人は、
「大丈夫、子どもが産まれたら、
おじいちゃんとおばあちゃん(父母)は変わるから」
と言ってた。
どうだかなあ…と思っていた。
母の変化
子どもが産まれてから、しばらく。
今母は、子どもを溺愛している。
70代の体でも、かなりの重さの子どもを
抱っこして遊んでくれている。
今現在の母を見ていると、
去年の母が嘘のよう。
あれは現実だったかな?と思えるくらい。
私の子を愛してくれることには感謝している。
ただ、私の傷は完全には癒えないよ。
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