先に言っておきますが、「表面的ミニマリスト」という言葉は私が造りました。笑 表面的にはミニマリストに見えている、という感じです。ミニマリストに憧れているけど、壊れてないものや古くなってないものを捨てられない人は、ぜひ表面的ミニマリストから、ミニマリストへの道をゆーーーーっくり時間をかけて歩んでみませんか。
「表面的ミニマリスト」について考える
ミニマリストという言葉が世間で広まるにつれ、多くの人々が物を減らし、シンプルな生活を目指すようになりました。しかし、ミニマリストの本質を完全に理解し実践するのは、思った以上に難しいものです。そんな中で登場したのが、「表面的ミニマリスト」という新しいスタイルです。私が考えました(しつこい笑)。
表面的ミニマリストとは?
「表面的ミニマリスト」とは、本当の意味でのミニマリストではなく、見た目だけミニマリストのように見える人々を指します。部屋や生活空間は整然としていて物が少なく見えるものの、実際には多くの物を手放していない状態です。彼らは「捨てる」ことを強要されず、自分のペースでミニマリズムを取り入れています。
ミニマリストへの第一歩:捨てること?
本当のミニマリストになるには、最初に「捨てる」ことが求められると言われます。しかし、多くの人にとって物を手放すことは簡単ではありません。思い出が詰まった物や、将来使うかもしれないと感じる物を捨てるのは心理的に負担が大きいものです。だからこそ、無理をせず、自分にとって必要な物を残しておくことも重要です。そう、残しておいて良いのです。とりあえず、まずは残しておきましょう。もちろん、不要なものはまずは捨てたうえでの話です。今まで買いためてきた服が捨てられない場合、押し入れに入れておきましょう。すぐに取り出せない衣装ケースに眠らせていてOKです。
表面的ミニマリストになる方法
表面的ミニマリストになるためには、まずは見た目を整えることから始めます。物を減らすのではなく、季節ごとに使う物だけを取り出し、残りは収納しておく方法が有効です。
例えば、夏のT-シャツであれば、夏の間に着る服を2枚だけ選び、それを毎日着るようにします。シーズンが終わる頃には、その服が劣化して捨てることができるでしょう。このようにして物を徐々に減らしていくことで、自然と本当のミニマリズムに近づくことができます。
私は、夏服は、1枚をメイン、1枚をサブでハンガーにかけています。基本的にはメインを毎日着ます。夜から朝方の天気が晴れていれば、夜に洗って、夜の間に干します(賛否両論あるのは承知のうえ、笑)。そしたら、朝には乾いているのです。その乾いたメイン服を翌日も着ます。このサイクルだと、毎日同じ服を着ることになり、間違いなく周りの人はあなたをミニマリストだと思うでしょう。
ちなみに、私もこの方法を実践開始する数年前までは、服が好きでよく買っていましたし、買わなくても片付けで出てきた祖母や母のワンピースが可愛い!と思い捨てられません。サイズなどが理由でもう着れない・デザインなどが理由でもう着ない服は処分しましたが、まだまだ着れるものが山程あります。祖母のだと軽く50年前の代物なのですが、自分以外の人の服まで残しておくなんて反ミニマリストもいいところです。でも、そろそろいろんなものを整理したいし、選択的シングルマザーということで、経済的にもこのあたりはセーブしていきたいので、表面的ミニマリストからミニマリストをゆるく目指すことにしました。
この方法だと、軽くむこう10年は夏服を買わなくてよいことになります。経済的ですね。笑
まとめ:捨てなくていい、選べばいい
ミニマリストの本質は、持ち物を厳選・処分し、必要最小限の物で豊かな生活を送ることにあります。一方「表面的ミニマリスト」は持ち物から厳選・残りは収納し、最小限の物でシーズンを送ります。表面的ミニマリストからスタートし、無理なくミニマリズムを取り入れていくことが、長続きする秘訣です。捨てることに囚われず、自分のペースで少しずつ物を減らしていきましょう。そして、表面的にミニマリストの生活を楽しむことで、ストレスなくシンプルライフを目指せます。
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