防災バッグは、災害時に家族の命を守るための重要な準備アイテムです。特に選択的シングルマザーとして、子どもと自分の安全を確保するためには、事前にしっかりと準備しておくことが必要です。この記事では、防災バッグに何を入れるべきか、その理由とともに詳しく解説します。
1. 防災バッグの基本セット
防災バッグの中には、最低限の生活を維持するためのアイテムを揃えておくことが重要です。これらのアイテムは、災害が発生した際にすぐに持ち出せるよう、準備しておきましょう。
- 飲料水(3日分): 一人当たり1日約3リットルを目安に、最低3日分の水を確保しておきましょう。うちは、私と子どもの二人で2Lが19本用意しています。最悪の場合は飲水にしか使わないと思いますが、怪我など、その他にも使用する場合があると思うので、多めに。
- 非常食: 保存が効き、調理不要なもの(缶詰、クラッカー、エナジーバーなど)を選びます。子どもが食べやすいものを準備すると良いでしょう。うちは、パックごはん、缶詰を中心に用意しています。真夏は1度開けたら保存がきかないと思うので、保存食の種類も考えないといけないなと思っています。
- ライトと予備電池: 停電時に役立つ懐中電灯やランタン、予備の電池を準備しておきましょう。ガチヘッドライト1つ、乾電池用ヘッドライト1つ、電池不要の手で発電できるライト1つ、その他準備しています。夜中に地震が起きて、停電したら恐怖だと思います。精神的にも明るさは必要になるかなと思っています。
- 携帯ラジオ: 災害時の情報収集に必要です。手回し充電式のラジオを選ぶと、電池切れの心配がありません。
- 救急セット: 包帯や消毒液、常備薬など、緊急時に必要な医薬品を揃えましょう。
- 携帯トイレ: 避難所や移動中にトイレが使えない場合に備えて、簡易トイレを用意しておくと便利です。トイレは1度でも使うと汚れてしまうので、すぐに袋などをかぶせて汚れないようにするべきです。自宅避難の場合は、気をつけたいなと思っています。
- 私が防災バッグ作りに参考にさせて頂いた動画:https://www.youtube.com/watch?v=u95g8f1rDdU
2. 子どものための特別なアイテム
選択的シングルマザーとしては、子どもに特化した防災アイテムも忘れずに準備しておきましょう。
- おむつやミルク: 乳幼児がいる場合、おむつや粉ミルク、哺乳瓶は必須です。これらは非常時に確保が難しいため、十分な量を準備しておきましょう。
- 子どものおやつや飲み物: 子どもが安心できるおやつやジュースを入れておくと、精神的な安定にもつながります。私はまだ大きな災害を体験したことながないのですが、甘いものが必要だったというのはよく聞く話です。
- お気に入りのおもちゃや絵本: 子どもが安心できるよう、普段から使っているおもちゃや絵本をバッグに入れておきましょう。これがあることで、避難生活の中での心の支えになります。ただ、これよりも1番で上げた必需品のほうが大事ですし、防災バッグが重たくなりすぎるのは本末転倒。余裕があれば入れるレベルですね。
3. 防災バッグの選び方と保管場所
防災バッグ自体も、軽くて丈夫なものを選びましょう。背負いや肩掛けができるタイプだと、両手を自由に使えるので便利です。また、防水加工がされているものだと、雨や水害にも対応できます。
保管場所は、家の出入り口付近やすぐに持ち出せる場所に置いておくことが大切です。また、定期的に中身を点検し、食料や水の賞味期限を確認するようにしましょう。
うちは、子どもが瓦礫の中を避難するのは大変だと思い、抱っこ紐も用意しています。
4. 保険証や身分証明書のコピーを忘れずに
災害時に重要な書類が紛失すると、後々の手続きが非常に面倒になります。保険証や免許証、子どもの母子手帳など、重要な書類のコピーを防災バッグに入れておくと安心です。これらの書類を防水ケースに入れて保管することで、万が一の際に水濡れから守ることができます。
5. 家族や親しい人との連絡手段を確認
災害時には電話やインターネットが使えなくなる可能性もあります。事前に、家族や親しい人との連絡手段を確認し、避難場所や連絡方法を決めておきましょう。子どもにも、緊急時の対応を教えておくと、万が一離れ離れになった場合でも、再会できる確率が高まります。
防災バッグは、いざという時のための「命綱」です。選択的シングルマザーとして、子どもと自分の命を守るために、しっかりと準備を進めておきましょう。防災バッグの中身を定期的に見直し、必要なものを揃えておくことで、安心して日常生活を送ることができます。
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