選択的シングルマザーの恋——もしも恋がしたくなったら

日常

ここ数週間、心が枯れていました。なんだか、モヤモヤして、さみしくて。

子どもと一緒に遊んでいるときは、楽しいけれど、私自身のことも誰かに大切にしてもらいたい。ぎゅううっと抱きしめてほしい、という感覚がありました。

選択的シングルマザーとして、毎日子どもと向き合い、仕事や家事に追われていると、「恋愛」なんて遠い世界に思えるかもしれません。
「恋よりも、まず子どもが最優先」
「自分の幸せよりも、子どもの成長が大事」

そう思うのは自然なこと。でも、もしも「恋がしたい」と思う瞬間が訪れたら、それは決して悪いことではありません。

子どもが大切だからこそ、自分の気持ちにも正直になることが大事。
今回は、選択的シングルマザーが恋愛についてどう向き合えばいいのか、一緒に考えてみたいと思います。


1. 恋をしたくなったら、それはそれでOK

「シングルマザーなんだから、恋愛している場合じゃない」

こんなふうに考えてしまうこと、ありませんか?でも、恋愛をしたくなるのは、ごく自然なことです。

  • ふと寂しくなるとき
  • 誰かに甘えたくなるとき
  • 子育てや仕事で疲れて、支えてくれる人がほしいと感じるとき

そんなときに、「いやいや、自分は母親だから」と気持ちを押し殺す必要はありません。
恋愛は決して「母親失格」の理由にはならないし、子どもを大事にする気持ちとは別の話。

むしろ、恋をすることで自分が笑顔になり、前向きになれるなら、それは子どもにとってもプラスになるはずです。


2. 「子どもが一番」でも「自分の人生も大切」に

もちろん、子どもが最優先であることは、選択的シングルマザーにとって大切な価値観のひとつ。

でも、「母親である前に、ひとりの人間でもある」ということを忘れないでください。

もし恋愛をしたくなったら、こう考えてみましょう。

「私が幸せになることは、子どもの幸せにもつながる」

子どもは親の笑顔を見て育ちます。母親がストレスを抱えてピリピリしているよりも、楽しく恋愛して気持ちに余裕があるほうが、きっと家庭の雰囲気も良くなります。

もちろん、子どもに負担をかけないように配慮することも大事。でも、だからといって自分の気持ちを犠牲にしすぎる必要はありません。

「母としての自分」と「ひとりの女性としての自分」——どちらも大切にしていいんです。


3. 恋愛=異性じゃなくてもいい

恋愛といっても、必ずしも異性との関係とは限りません。

「誰かに甘えたい」「誰かと一緒にいたい」と思うなら、その相手は恋人でなくてもいいのです。

  • 気の合う友人と過ごす
  • 親しい人とおしゃべりする
  • 趣味の仲間とつながる

こうした人間関係も、心を満たしてくれる大切な存在。恋愛に限らず、「自分を大事にしてくれる人」とのつながりを大切にすることで、気持ちが落ち着くこともあります。

また、「恋愛をしないと寂しい」と思い込まないことも大切。
誰かに頼りたくなったら、まずは「本当に求めているのは恋なのか、それとも安心できるつながりなのか」を考えてみるのもいいかもしれません。


4. 自分の気持ちを大切に、行動に移そう

もしも恋をしたくなったら、自分の気持ちを大事にしながら、一歩踏み出してみてもいいかもしれません。

  • 友人の紹介やマッチングアプリを活用してみる
  • まずは気軽に食事やお茶に行ける相手を探してみる
  • 恋愛だけでなく、いろんな出会いの場に参加してみる

「恋愛=結婚しなきゃいけない」と考える必要はありません。
軽くデートしてみて、「違うな」と思ったらやめてもいいし、「楽しい」と思えたら続けてみるのもアリ。

大事なのは、「こうしなきゃいけない」と自分を縛らないこと。

自分のペースで、無理なく、でも素直に。
恋愛をするもしないも、自分が決めていいんです。

私の場合は、マッチングアプリなど、知らない人との出会いは、苦手なので、身近な人に「ぎゅうっとしてほしい」と思ったら素直に伝えてみようと思っています。


5. まとめ:恋がしたくなったら、自分の気持ちを大切に

選択的シングルマザーとして、子どもを大切にしながらも、自分の人生も大事にすることが大切です。

もし恋愛をしたくなったら、それを否定せずに受け入れること。

そして、恋愛に限らず、「誰かに甘えたい」と思う気持ちを大切にしながら、自分に合った形で人とつながること。

「母としての幸せ」と「ひとりの人間としての幸せ」——どちらも手に入れていいんです。

恋をしたくなったら、それはそれでOK。
そのときの自分の気持ちを大切に、無理せず一歩を踏み出してみましょう。

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