シングルマザーとして生活していると、「全部自分でやらなきゃ」と思いがち。でも、それって本当にそうでしょうか?
育児、家事、仕事、すべてを一人でこなそうとすると、心も体も疲れ果ててしまいます。だからこそ、「人に上手に頼る」 ことがとても大切。
とはいえ、「頼るのが苦手」「迷惑をかけるのが申し訳ない」と思ってしまう人も多いですよね。私です。笑
最近、それで私消耗してました。ええ、とっても。一番よくなかったのは子どもに「悲しいの?」「悲しい顔してる」と、泣いてもないのに言われてしまったこと。
今回は、選択的シングルマザーとして、無理せず人に頼る方法を考えていきます。
1. 「頼る」=「甘え」ではないと知る
まず、そもそも「頼ること」に対して抵抗がある人は、「頼る=甘え」と考えていないでしょうか?
でも、実際には頼ることは「お互いさま」の精神。私たちも誰かに助けられたら、別の形で誰かを助けることができます。
例えば、
- 友人が育児で困っているときに話を聞いてあげる
- 近所の人におすそ分けをする
- 誰かの相談に乗る
こうしたちょっとした行動も「支え合い」の一つ。頼ることは「持ちつ持たれつ」の関係を作ることでもあるのです。
2. 具体的に頼る方法を考える
「頼る」といっても、いきなり大きなお願いをする必要はありません。まずは、小さなことから始めてみましょう。
① 家事を頼る
- 便利家電を活用する(食洗機、ロボット掃除機、乾燥機付き洗濯機など)
- 宅配サービスを利用する(生協、ネットスーパー、ミールキットなど)
- 片付けや掃除を最低限にして、完璧を求めない
② 育児を頼る
- 一時保育やファミリーサポートを活用する
- 友人や親と「子どもを見てもらう日」を決めて、リフレッシュする
- 習い事や放課後の活動を活用して、自分の時間を作る
③ 仕事を頼る
- フリーランスや在宅ワークなら、業務を外注する
- 会社員なら、仕事を抱え込みすぎずに同僚に相談する
- シングルマザー向けの支援制度を利用する(時短勤務、在宅勤務など)
3. 頼る相手を見極める
誰にでも頼れるわけではありません。特に気をつけたいのは、「頼ることで余計にストレスを感じる相手」には頼らないこと。
頼ってOKな人
- 信頼できる友人や家族
- シングルマザー同士のコミュニティ
- 行政や民間のサポート機関
頼るのを避けたほうがいい人
- 「助けてあげたのに」と恩を押し付ける人
- 「シングルマザーだから大変でしょ?」と勝手に決めつけてくる人
- こちらの状況を理解せず、批判的な態度をとる人
頼る相手を選ぶことで、ストレスなく助けを得ることができます。
4. 「頼れる自分」になるために
実は、頼るのが苦手な人は、「自分は人に頼れる存在だ」と思えていない ことが多いです。
そこで、まずは以下のことを試してみてください。
- 「ありがとう」を素直に伝える
→ 何かしてもらったら、お礼をしっかり伝えるだけで、気持ちよく頼れるようになります。 - 「○○してくれると助かる」と言葉にする
→ 「手伝ってくれたらうれしいな」「これお願いしてもいい?」など、気軽な頼り方を意識する。 - 「相手の負担を考える」
→ 大きなお願いをする前に、相手にとって負担が少ない頼み方を考える。例えば、長時間の育児を頼むのではなく、「30分だけ見てもらう」など、ハードルを低くする。
5. まとめ:「頼ることは、自分と子どもを守ること」
選択的シングルマザーとして、自立することは大切ですが、「何でも一人でやること」が自立ではありません。
人に上手に頼ることで、心の余裕が生まれ、子どもとの時間も大切にできます。そして、頼れる力をつけることで、いざというときの支え合いも生まれます。
「頼ることは甘えじゃない。自分と子どもを守るために必要なこと。」
そう考えて、少しずつ頼る力を身につけていきましょう!
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