「選択的シングルマザーになりたい」と思っても、家族や周囲からの反対に直面すると、心がぐらついてしまうことってありますよね。とくに日本のような「普通の家庭像」に対する理想が強い社会では、なかなか理解されにくい選択でもあります。(私の世代、地域ではまだ根強いのですが、都会やみなさんの身の回りでは違うかもしれません)
でも、だからこそ、ここで立ち止まって自分の気持ちを確認することがとても大切です。以下に、私自身の経験や他のシングルマザーの声をもとに、「反対されたときの考え方と対応法」を考えました。参考になれば幸いです。
① 反対の背景を理解する
家族の反対=愛情の裏返し、ということもよくあります。
「子どもがかわいそう」「あなたが大変になるのでは」など、心配から出ていることも多いです。一度感情を切り離して、「なぜそう思うのか?」を冷静に聞いてみると、対話の糸口が見えることもあります。
ちなみに、うちの場合は、「あなたが大変になる」とかそういうのではなく、世間体一択でした。若干「子どもがかわいそう」というのもあったと思いますが、それも世間体からの話ですね。世間体から見ての「こどもがかわいそう」というものです。
② 情報と覚悟を伝える
自分の考えがしっかりしていることを示すことも大切です。
- なぜ選択的シングルマザーという道を選びたいのか
- 経済的な見通しや育児サポートの準備
- 心の準備や今後のプラン
このあたりを具体的に話すことで、「勢いだけじゃないんだな」と感じてもらえることがあります。
私の場合は、その話すら聞いてもらえず激怒されましたので、相談する予定があるのであれば、選択的シングルマザーになってから(妊娠してからなど)伝えるのであばく、小出しに「選択的シングルマザーっていう生き方があるんだよ~」「私結婚したくないな~」「でも子どもほしいな~」を数年前から家族にポロポロと話すのが良いかもしれません。
③ それでも理解されないときは…
残念ながら、どれだけ丁寧に説明しても、理解されないこともあります。そんなときは、「自分の人生をどう生きたいか」に立ち返ってみてください。
すべての人に納得してもらうのは無理です。それよりも、自分の幸せのかたちを信じて、それを実現する力をつけることに集中しましょう。
反対されても、あなたの選択には価値があります。共感してくれる仲間や支援者も、必ずいます。
家族といえど他人です。親にあなたの人生を決められる必要はないのです。もしかして、この先失敗したときに「ほらね」なんて冷たい言葉をかけられるかもしれません。
でも、誰かに認められたくて結婚・出産をするのでしょうか。あなたが「出会いたい子ども」と人生の少しの期間を一緒に過ごすことがあなたの幸せなのだとしたら、自分自身の本当に望む未来を見つけることが大切です。
④ 一人で抱え込まないこと
反対されると、つい「私がおかしいのかな」と思ってしまうこともあります。でも、そんなことはありません。選択的シングルマザーを目指す人は年々増えていますし、それを支える制度やコミュニティもあります。
必要なら、専門家(カウンセラー、ファイナンシャルプランナー、行政の支援窓口など)に相談するのもおすすめです。
最後に:あなたの選択に、あなたらしさを
家族の反対も、社会の目も、時にプレッシャーになります。だけど、最終的にその道を歩むのはあなたです。
「私が幸せだと思える生き方をしたい」
そう胸を張っていいんです。
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