選択的シングルマザーの終活:未来のために考えておきたいこと

日常

1. はじめに:選択的シングルマザーの終活の必要性

選択的シングルマザーとして生きていると、配偶者がいないからこそ自分で決めておかなければならないことが多いと実感します。それは自分の健康や万が一のときに備えるだけでなく、子どもの未来に関わる重要な決定を含みます。

特に、子どもがまだ幼い場合、自分がいなくなった後に子どもの生活や教育がどうなるのか、きちんと計画しておくことはとても大切です。私は2024年12月現在、30代ですが、念の為エンディングノートを作成しています。

今回は、選択的シングルマザーとして終活で考えておきたい4つのポイントを解説します。


2. 考えておきたい4つのこと

■子どもの生活費と学費について

まず一番重要なのは、子どものこれからの生活費と学費です。

  • 生活費の確保
    毎月の生活費がどれくらい必要なのかを把握し、万が一の場合に備えて貯蓄や生命保険を見直すことが必要です。生命保険は子どもが成人するまでをカバーできる内容にするのがおすすめです。私は、選択的シングルマザーになると決めたときの貯蓄と、そこからの投資によって、子どもの高校卒業までは賄えるかなと思い、生命保険には入っていません。生命保険にかけるお金はすべて投資に回したいです。
  • 学費の準備
    小学校、中学校、高校、大学と、学費の総額を見積もり、そのための資金計画を立てることが大切です。奨学金制度や学資保険など、利用できる制度も積極的に調べてみましょう。私の場合、大学は奨学金を借りてもらう前提で、今私が死んでも大学の入学金くらいは、賄えるかなと思っています。かーなーりー楽観的観測ですが。笑

💡ポイント

  • 貯蓄は「日常生活用」と「教育用」の2つに分けて管理すると分かりやすい。
  • 子どもの年齢や進路に合わせて見直す。

■遺産の管理と分配

遺産についても早めに準備しておきましょう。

  • 遺言書の作成
    配偶者がいない場合、遺産の分配方法を明確にしておかないと、子どもがスムーズに相続できない場合があります。法的に有効な遺言書を作成しておくことが大切です。
  • 管理の方法
    財産が分かりやすく整理されていることが重要です。銀行口座や不動産、保険などを一覧化しておくと、子どもや後見人が困ることが少なくなります。

💡ポイント

  • 遺言書は公正証書にしておくと安心。
  • 定期的に資産の状況を見直す。

■毎月の支払いの整理

  • 支払い内容をリスト化
    家賃や光熱費、保険料、サブスクリプションサービスなど、毎月支払っているものをリストアップし、どのように支払われているかを明確にしておきます。
  • 管理方法を共有
    自分が急に動けなくなった場合でも、誰かが支払いを引き継げるよう、家族や信頼できる知人にその管理方法を共有しておくことが重要です。

💡ポイント

  • クラウドサービスやノートなどにリスト化しておく。
  • 無駄な支出がないかを定期的にチェックする。

■子どもの養育の手配

自分がいなくなった後、子どもが安心して暮らせる環境を作るための準備も必要です。

  • 信頼できる後見人を決める
    親族や友人など、子どもの養育を任せられる人を選び、本人の同意を得ておきます。
  • 育て方の希望を伝える
    子どもの教育方針や生活習慣、好きなことなど、自分の希望を記録しておくと、後見人が育てる際の参考になります。

💡ポイント

  • 子どもとの日常生活について、後見人に相談しておく。
  • 法的な手続き(後見人の指定)も視野に入れる。

3. まとめ:未来に備える一歩を

終活というと少し重いテーマに感じるかもしれませんが、子どもの未来を守るためには大切なステップです。

選択的シングルマザーとして、自分にしかできない準備がたくさんあります。万が一のことは考えたくないですが、起こらない確率はゼロではないので、心の準備も兼ねて、考えておくことが大切だと思います。

今できることから始めてみるのはいかがでしょうか。

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