本を読む習慣は、子どもの知識を広げるだけでなく、想像力や表現力を育む素晴らしい方法です。特に選択的シングルマザーにとって、子どもと一緒に過ごす時間を通じて本への興味を育むことは、家庭での大切な教育の一環となります。選択的シングルマザーにとって、子どもの読書に付き合う時間を捻出するのには、多大な労力がかかる!というのは、重々承知。でも子どもが自分で本を読めるようになるまでは、大事な「投資」だと思ってみてください。文字が読めるようになった後の年月のほうが長いのです。今回は、子どもが本好きになるための具体的な方法についてご紹介します。
本を手に取りやすい環境を作る
まず、子どもが本に親しみやすい環境を整えることが重要です。
- 好きなジャンルの本を並べる
子どもが興味を持ちそうなテーマやキャラクターの本を見つけ、それを子どもの目線に合わせて本棚に並べましょう。恐竜や車、動物など、子どもが好きなテーマの本を選ぶと、自然に本に手を伸ばすようになります。うちの方は、車が大好きなので、車関係の本を置いています。 - 毎日入れ替える
本棚に並べる本を毎日少しずつ入れ替えることで、新鮮な気持ちで本を手に取ることができます。ただし、子どもが特に気に入っている本はそのまま残しておきましょう。 - 自分が頻繁に図書館に行く
「子どもに本の楽しさを教えるには、まず親が本を読む姿を見せることが効果的」ということを言いたいのではなく、親が図書館に行って、子どもが好きそうな本を借りてきてあげるという意味です。実はわたしは、読書が苦手…だから、子どもには本好きになってほしいという親のエゴなのです。汗 親が図書館に行く理由は、子どもの世界を広げてあげるためです。子どもが図書館に行くと、向かう本棚はほぼ決まっており、いつも車の図鑑ばかり借りていたのですが、私が車関係の物語を借りてあげたらとても楽しそうに読んでくれています。また、お気に入りの車だけでなく、いつもとは少し違った面白そうな本を混ぜてあげると、子どもの世界が広がります。子どもの世界はが「狭く・深く」あることはそれで素晴らしいことなのですが、少し大人が手を加えて、その世界が広がるのも良いなと思っています。 - 週末は子どもと図書館に行く
時間があるときは、子どもと一緒に図書館に行きましょう。自分で本を選ぶ楽しさを感じてもらい、図書館が楽しい場所だと認識させることが大切です。図書館自体に慣れるというのも大事かと思っています。
子どもが本を読んでといったら第一優先で一緒に読む
子どもが「本を読んで」と言ったときは、他のことを後回しにして一緒に読むことを優先しましょう。これにより、子どもは「本を読む時間が特別な時間」と感じるようになり、本を読むこと自体を楽しむようになります。仕事も家事も忙しい日々ではあるのですが、自分で本を読めるようになるまでは、大事な「投資」だと思っています!これ、めちゃくちゃ重要ポイント!
我が家の成功例:動画の時間が減った
この方法を実践した結果、我が家では子どもの動画視聴時間が減少しました。
- 以前は平日1時間、休日は2時間の動画視聴
子どもは平日には1時間、休日には2時間ほど動画を見ていましたが、読書の楽しさを知ってからはその時間が半減しました。 - リビングに本を置くことで、すぐに手に取る習慣がついた
リビングの目につく場所に本を置くことで、自然と手に取りやすくなり、子どもが自分から本を読むようになりました。
本を嫌いにならないポイント
本を好きになるためには、「本を嫌いにならない環境」を作ることも大切です。
- つまらないと感じたらすぐにやめる
子どもが「つまらない」と感じた本は、無理に読ませないことが大切です。興味を持たせることが目的であり、無理に読ませると逆効果です。ちなみに、大人も同じで、「読みにくい…」と感じたらすぐにやめてOK。 - 好きな本を否定しない
子どもが選んだ本が親の好みでなくても、その選択を尊重しましょう。自分で選んだ本を読むことで、読書の楽しさをより実感できます。 - 好きな本を何度も読むことを否定しない
同じ本を繰り返し読むことで、内容を深く理解し、より楽しむことができます。何度も読んでいるからといって、別の本を強制する必要はありません。うちの方も気に入った本は何度も読みますが、毎回新しい発見があり、一緒に読んでいる私も楽しいです。数ページの絵本でも、毎回違うものを見つけることができますよ。本を読んでいるときの子どもとの会話も変化します。 - 対象年齢よりも低い本でも良い
子どもが選んだ本が年齢に合っていなくても、それを許容することで、安心して本を楽しむことができます。
まとめ
選択的シングルマザーとして、子どもに本を好きになってもらうためには、日常生活の中での小さな工夫が大切です。本を手に取りやすい環境を作り、一緒に読む時間を大切にすることで、自然と読書が好きな子どもに育てることができます。また、本を無理に読ませるのではなく、子どもの興味を尊重し、楽しみながら読書をする習慣を身につけていくことが大切です。
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